【秘密教義のオカルティズム】 目次
シークレット・ドクトリンの第3巻だといわれている「シークレット・ドクトリンのオカルティズム」の目次です。一つの項目ごとに一行使用すると四百五十行にもなってしまうので、序文、各章、論文ごとに、まとめて記載しました、項目ごとの区切りには「・・・」を使用しています。
序文
全ての聖典への一つの鍵・・・仮説は証明されなければならない・・・プラトンの教えの精神・・・自己矛盾をしている批判・・・アンモニウス・サッカスの人柄・・・ピタゴラスの継承者プラトン
第一章
予備的概説・・・中国の保護者たち・・・魔術のA.B.C.・・・魔術は、人類と同じくらい古い・・・知恵の木・・・オカルティズムは時代に勝利しなければならない・・・黒魔術実践・・・黒魔術と催眠術・・・自らの業績の上に立つ哲学
第二章
現代の批判と古代の批判・・・真の科学者に全ての敬意を払う・・・神話とは何か?・・・カルデア神託
第三章
魔術の起源・・・ヘルメスの文書・・・魔術の起源は何であろうか・・・シュロスのペレキュデース・・・数学的そして擬人感的な観点から見たカイン
第四章
イニシエート(秘儀参入者)の秘密・・・顕教の教えと秘教の教え・・・『創世記』の起源・・・聖書の『暗い格言』・・・かつてなされた完全犯罪・・・アジアの宗教は秘教の教えを公開している・・・智恵の宗教
第五章
秘密である理由・・・実践的なテウルギー(降神術)の鍵・・・存在のはしご・・・アデプト(熟達者)への 三つの道・・・人間は神である・・・イエスは輪廻を説く
第六章
実践魔術の危険性・・・名はシンボルそのもの・・・三母・・・聖書と言葉の奇術・・・モーゼとユダヤ人
第七章
新しい瓶に入っている古いワイン・・・本物の前に現れた模造品・・・盗んだのは誰?・・・『聖書』の本性
第八章
『エノク書』・・・キリスト教の起源と基礎・・・『エノク書』とキリスト教・・・エノクは、人種を記している・・・象徴的『エノク書』・・・オカルティストは、『聖書』を拒まない
第九章
ヘルメスとカバラの教義・・・『カバラ』と『エノク書』・・・数と測り方・・・教義はあらゆるものに属している
第十章
アルファベットと数の、様々なオカルト体系解釈・・・数字と魔術・・・神と数字・・・世界言語
第十一章
中心点がある六芒星、即ち第七の鍵・・・オカルトの武器
第十二章
宗教に対する真のオカルティストの義務・・・キリスト教徒と非キリスト教のアデプト(熟達者)たち
第十三章
後のキリスト教アデプト(熟達者)たちと、その教義・・・不当な批判・・・永遠なる二つの立場
第十四章
シモンと彼の伝記作者イッポリット・・・崩れたバランス・・・『石』が『証拠』である
第十五章
聖パウロ、現代キリスト教の真の創始者・・・イニシエートたちによる法の廃止・・・パウロは、シモンに替わった
第十六章
ペテロは、イニシエートではなくユダヤ人のカバリスト・・・ペテロの座
第十七章
ティアナのアポロニウス・・・神秘的な教師・・・アポロニウスは滅びない・・・アポロニウスに関するメルヴィルの見解 ・・・アポロニウスは架空の人物ではない
第十八章
アデプトの伝記に隠されている事実・・・イエスとアポロニウス・・・イニシエート達の伝説・・・伝説の類似性・・・キリストの正体・・・重大な誤訳・・・イエスの秘密教義・・・十字架と受難 ・・・イエスの物語・・・原初的な女性・・・福音書のカバラ的読み方・・・普遍的な教え
第十九章
アンティオキアの聖キプリアン・・・アンティオキアの魔術・・・妖術使いが聖者になった
第二十章
東洋のグプタ・ヴィデヤー(隠れた智恵)とカバラ・・・神秘のなかの神秘・・・『ゾハール』の著者・・・カルデア人とヘブライ人・・・最初の人々・・・歴史に記されない多くの出来事・・・真のヘブライ語は失われている・・・ヘブライ語の秘教性は、原初的ではない・・・宝のなかの宝・・・一の中の三、と四・・・ 七つのセフィロト・・・盲人が盲人を導いている
第二十一章
ヘブライの寓話・・・ヘブライ人の聖書は存在しない・・・ヘブライ人のうちの幾人かはイニシエート・・・神の七つの創造・・・全ての寓意を解く七つの鍵・・・七つの創造に関するスタンザジェラルド・マッシーの言説・・・父と母
第二十二章
『ゾハール』における創造とエロヒム・・・建築者としての天使たち・・・エロヒムとは誰のことか?・・・モナド、一対と三つ組 ・・・創造者なる神・・・ホストである神
第二十三章
オカルティストとカバリストについて、何を語るか・・・太陽の神秘
第二十四章
科学とオカルト天文学における現代のカバリストたち・・・海王星の位置づけ・・・無からの創造・・・星に天使は住んでいるか?
第二十五章
東洋と西洋のオカルティズム・・・原初物質・・・大いなる深み・・・創世記における混沌・・・人類の聖書・・・混沌は神であり、しかもコスモスである・・・百八(つ)
第二十六章
偶像とテラフィムたち・・・テラフィムによる占い棒の発見・・・ヤハウェとテラフィム・・・月の偶像
第二十七章
エジプトの魔術・・・パピルスの証拠・・・象徴とその解読・・・再生と移住・・・エジプトのホウス ・・・エジプトにおける憑依・・・魔術における二つの儀式・・・不思議な像・・・ローマ人―誠実な者たち
第二十八章
神秘の起源・・・天界を垣間見る・・・民衆の宗教的意識の成長・・・真の司祭意識・・・エジプトの司祭者たち・・・公開と隠蔽・・・アトランティス人たちの退化
第二十九章
太陽イニシエートの試み・・・ヴィスヴァカルマとヴィカルタナ・・・光の伝播・・・メイソンリーとイエズス会
第三十章
『太陽イニシエート』の神秘・・・神としての太陽
第三十一章
神秘の対象・・・神顕現と諸神秘・・・メイソンリーと神秘
第三十二章
神秘の痕跡・・・キリストスとキレストス・・・ナラダの象徴体系・・・エジプト人のイニシエーション・・・自らを供物にする犠牲者・・・オルフェウス
第三十三章
ヨーロッパにおける最後の神秘・・・失読症とビブラクテ ・・・エジプトの教え
第三十四章
後のキリスト教徒が継承する神秘・・・根本人種・・・偽グノーシス派・・・アンモニオスの教え・・・苦難と危険・・・新プラトン学院
第三十五章
太陽と星々の象徴・・・円舞・・・キリスト教徒の星辰崇拝・・・征服者ミカエル・・・キリスト教の太陽神
第三十六章
ペイガン(異教徒)の恒星崇拝と天文学・・・惑星天使・・・天の車輪・・・プロメテウスの神秘
第三十七章
星の魂ー普遍的な太陽崇拝・・・キリスト教の星辰崇拝・・・他に類のない告白
第三十八章
占星術と星辰崇拝・・・占星術の防衛・・・占星術はその後の悪化した・・・卓越した弟子
第三十九章
周期と化身・・・成就されていない預言・・・周期の秘密
第四十章
周期の秘密・・・ナロス ・・・古代のヴェーダ・・・天の歌の証言・・・マッケイの議論
第四十一章
化身に関する教義・・・全ての化身は現れである・・・自発的な化身・・・枢機卿クザ・・・七光線・・・特別な機会・・・星界の高み
第四十二章
七つの基本原理
第四十三章
ブッダの神秘・・・シャンカラチャリヤ・・・ブッダは転生出来なかった・・・フラー説明・・・犠牲・・・シャンカラチャリヤは今もなお生きている
第四十四章
ブッダの生まれ変わり・・・ヴァジラダーラ・・・生きている仏たち・・・ヴェールの裂け目
第四十五章
ブッダの未発表の教え・・・誤った見解
第四十六章
ニルヴァーナ(涅槃)解脱・・・アーカーシャ・・・物質は生きている・・・盲目的な信仰は期待されていない・・・絶滅が、何を意味するか
第四十七章
秘密の書『ラム-リンの書』と『ジャーンの書』
第四十八章
アミタブッダ、観世音、観音―『ジャーンの書』とツォンカパは何と語ったか
第四十九章
中国のツォンカパ・・・失われた言葉・・・チベットの予言
第五十章
いくつかの誤解の修正・・・仏教の誤説・・・神秘的な地・・・不合理な結論・・・唯物論的な東洋学者・・・チベットにおける仏教の導入
第五十一章
『目の教義』と『ハートの教義』・・・スウェーデンボルグの主張・・・『誰か』なる神・・・いまだに誤説・・・アリーヤサンガ
オカルト哲学に関する論文
論文−1
ノート・・・警告・・・ロータスの中の宝石・・・ピタゴラスの三つ組・・・七つの符合する内容・・・諸人種と人間の相関関係・・・人間そしてロゴス・・・宇宙、スピリチュアル、そして身体のセンター・・・女性とアルケミー・・・音と色・・・一週間への曜日の割り当て
論文−2
ひとつの説明・・・占星術と月の週・・・見える音、そして聞こえる色・・・惑星そして人間の身体・・・惑星と能力・・・魔術師サイモンマグス・・・アイオーンのシリーズ・・・三倍のアイオーン・・・魔術と奇跡・・・魔術それは神の科学・・・七つの階層・・・起源・・・色と本質・・・原初的七・・・階層と人・・・知恵と真実
論文−3
オカルトの秘密・・・自然の光と暗闇・・・自然の良い性質フォース・・・『七つの本質』・・・オーリック卵・・・七つのタットワのうちの五つ・・・タットワ・・・エソテリックとタットワのタントラ表・・・ハタ・ヨーガとラージャ・ヨーガ・・・第七の感覚の目ざめ・・・マスター・チャクラ・・・人間ハープ(竪琴)・・・マナスの二元性・・・生と死者・・・利益を得ている不死・・・光と生命・・・二つのエゴ・・・魂の死・・・低位魂の転生・・・入り口の上の居住者・・・言葉・・・神聖な目撃者・・・付録・・・マントラ熟練者・・・色とスピリチュアルな音・・・音階・・・口伝の覚書・・・入り口の上の居住者・・・恐れと憎悪・・・三角形と四つ組・・・プラーナとアンタカラナ・・・身体の聖なる中心・・・アーカーシャは自然のレコード盤・・・宇宙意識・・・アストラル界の分割・・・宇宙界・・・分化・・・人々とピトリ・・・想像力のパワー・・・周期の戻りとは何か・・・タラスとロカス・・・意識の階級 ・・・人のロカス・・・スヴァローカにあるヨーガ行者たち・・・意識と自己意識・・・意識の目盛・・・振動と印象・・・キリストスの磔・・・頭上へ昇る・・・キリストとアポロニウス・・・創生・・・カルマ効果・・・クリヤシャクティの火・・・責任とエゴ・・・アストラル体の機能
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追記・・・第五十一章より後に書かれている論文について(原書から抜粋・翻訳)
H.P.Bによって書かれた論文1,2,3は、私的に編纂されて生涯にわたって使用されており、これらは先々出版するという考えで書かれていました。論文1,2,3は一般読者のためというよりも学徒向けのものであり、慎重な研究と思案に報いるものです。 『口伝の覚え書』は彼女の数人の弟子によって書きとめられて、彼女によって部分的に修正されましたが、それらは断片的な特徴を和らげる試みはありませんでした。彼女は最初に書きとめたものを基にして、それらに類似した論文を作るつもりでしたが、健康を害していて不可能でした、そのような状況なので、限られたサークルのみに公開を制限することを条件とする彼女の意見に弟子たちは同意して公開することになりました。
アニー・ベサント
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☆原書として、Kessinger Pub Co【Occultism Of The Secret Doctrine】 を参照しました。